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瀬戸内発
「はだか麦の国産ウイスキー」
誕生へ、
生産者と共に
未来を切り拓く

はだか麦ウイスキー
「ひめの琥珀」
プロジェクト

NEWS

2024/08/07 
愛媛発 はだか麦国産ウイスキー「ひめの琥珀」をクラウドファンディング Makuake にて 2024 年 8 月 19 日(月)正午より販売開始!詳細はこちら>>>

2024/07/13
愛媛発「はだか麦国産ウイスキー」誕生へ向けて Instagram開設しました>>>

2024/07/13
愛媛発「はだか麦国産ウイスキー」誕生へ向けて Facebookページ 開設しました>>>

2024/07/13
愛媛発「はだか麦国産ウイスキー」誕生へ向けて サイト開設しました>>>

はだか麦とは

皆さんは「はだか麦」という穀物をご存じでしょうか。

はだか麦は大麦の一種で、日本国内では雨が少なく温暖な気候である瀬戸内海沿岸で主に栽培されています。

その中でも、愛媛県は37年間生産量日本一(2023年産)の座を守り続けています。

はだか麦は大変栄養価が高くおいしい麦で、以前は食用(麦ごはん)として広く普及していましたが、現在では限られた範囲での利用にとどまり、生産量も大きく落ち込んでいます。

現在、このはだか麦を使ったウイスキーづくりに取り組んでいます。


私は、プロジェクトの代表であり、愛媛県大洲市でリカーショップを経営している有限会社小谷酒店の代表取締役 小谷順一(おだにじゅんいち)です 。

Story

平成30年7月豪雨の危機を乗り越えた、その時。

そのはだか麦でウイスキーができないかと思いついたのは、平成30年7月7日の豪雨災害がきっかけでした。

大洲市の大半が浸水し、当店も1.4mも水に浸かりました。その後9カ月間店舗を再開できず 、売り上げはほとんどない大変な時期でした。

しかしながら多くの方に助けて頂き、この難関を乗り越え2019年3月14日、待ちに待ったオー プンにこぎつけました。

そして、徐々に客足も戻り始め、さあこれからだというときにさらなる危機に襲われます 。

「コロナウイルス感染症による経済不況」という脅威

2020年、コロナウイルス感染症による経済不況の危機に見舞われます 。


一時は店をたたむことも考えました。しかし誰もが苦境に立っているのだと一念発起し、旧大洲藩内にある日本酒の四蔵元さんと「大洲藩プロジェクト」等を企画し、モノ売りだけではなく、コトづくりを絡めた付加価値のある商品開発に取り組むなど、多くの方とこれからの生き残りを模索しました。

そして、その一つとして、日本一の生産量を誇る愛媛県のはだか麦を使ったモルトウイスキーづくりに取り組んでみようと考えたのです 。


新たな出会い、そして夢実現へ

2022年春、一緒にはだか麦ウイスキーの実現に向けて奔走してくれる協力者を探し求めている中で、実現に向けて強く押し進めてもらえる二人を紹介していただきました。

一人は、はだか麦に造詣が深いということで紹介していただいた、生産者である
「J・ウイングファーム」 (愛媛県東温市)の代表取締役の牧秀宣氏です 。

その話の中で「今は現実的に、はだか麦麦芽の大量生産はできない。しかし、この
取り組みは非常に面白いし、多くの人に関心をもってもらえるはず 。今後、様々な機関と共に研究していきたい。 」と力強い言葉をいただきました。

もう一人は、ウイスキーに本当に詳しい方を探してほしいとお願いしていく中で紹
介いただいたのが、バー「Con Alma」 (松山市)を経営する高橋宏典氏(JWRC認定ウイスキー プロフェッショナル)です 。私自身は酒販店を経営しているとはいえ、ウイスキーに関しての知識や、はだか麦の特徴、大麦との違いなどは大雑把にしか把握しておらず 、ウイスキーに造詣が深い彼に出会えたことで、より夢が大きく前進しました。

もちろん現在もはだか麦ウイスキーの実現のためにプロジェクトの中核メンバーとして奔走してもらっています 。

紆余曲折を経て、夢、開花

次に直面したのは「はだか麦麦芽が世界中探してもない」という事実でした。

はだか麦は大麦の一種。当然その麦芽があって、オールモルトのウイスキーを造れるものと考えていました。しかし、はだか麦の麦芽がない、誰も知らないという状況を確認し、一同途方に暮れました。
 
しかしながら、この状況を打開するための新たな方法を伝授してくださる方が現れました。大手ウイスキーメーカーの蒸溜所でウイスキーを造っていたその方は、 「文献には、はだか麦麦芽を作ることは難しいと書かれていました」と言われ、その文献も見せていただきました。そして、「はだか麦は、グレーンウイスキーの方がかえって個性を出すことができるのではないか」とアドバイスをいただきました。

はだか麦のウイスキー原材料として今現在、麦芽を作ることが難しいという状況のなか、ニュー スでグレーンウイスキー蒸留所「吉田電材蒸留所」 (新潟県村上市)がオー プン準備を進めており、様々な穀物を原料としたウイスキーづくりに取り組もうとしていることを知り、すぐさま電話して訪問させていただきました。

そして、共同ではだか麦ウイスキーの製作に取り組むという了解をいただき、試験蒸溜を始めました。コロナウイルス感染症による経済不況やウクライナ情勢などの影響で蒸留所開設までのスケジュールの変更もあり、結果的に半年ほどの長期にわたって、何度もはだか麦ウイスキーの試験蒸溜を行っていただきました。

はだか麦ウイスキーのお披露目

2023年6月4日、大洲城天守閣において、愛媛県知事や大洲市長、今回の商品開発にご協力いただいた方々をお招きし、はだか麦ウイスキーテイスティング会を開催し、商品開発の経緯や、今後の事業展開について意見交換等を行いました。

私たちはこのタイミングでウイスキーがどこまで仕上がっているか正直不安でした。ウイスキーは木樽の中で熟成して味わいがつくられますが、まだ熟成については未知数だからです 。

しかし、樽からウイスキーを吸い上げた時、色味も香りもよい仕上がりであったため、ほっと胸をなでおろしました。参加者からは「さっぱりとした味で飲みやすい」「はだか麦の香りが漂う若々しくてキレのある飲み心地」 「穀物の香りもして甘みも感じられるウイスキーだ」等、上々の評価をいただき、今後の商品開発に弾みがついたのです 。

ネーミング決定、そして蒸溜所設立にむけて

はだか麦ウイスキーという未開の分野に一歩を踏み出すことは、はだか麦の生産者
や地域にとっても新たな希望になっています 。

私たちはさらなる可能性を探るため、ふたたび製造を行うことにし、その資金をクラウドファンディングで集めさせていただくことにしました。また、これを通してはだか麦ウイスキーのことをたくさんの方に知ってもらいたいと考えています 。

その返礼品として、「ひめの琥珀」という名前に決まった最初のウイスキーを送らせていただきます 。

私たちは世界に類をみないはだか麦ウイスキーの商品化に向け大きく動き出しました。そして、この地でウイスキー蒸溜所を設立し、「はだか麦ウイスキー」の本格製造を目標に頑張っていきます!
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瀬戸内発「はだか麦の国産ウイスキー」誕生へ、生産者と共に未来を切り拓く

有限会社 小谷酒店
(オズメッセ内リカーショップおだに)
FAX0893-25-1923
営業時間 9:00 - 20:00
年休無休